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#イベント #キッズ #ふじさわファンクラブ #地元ニュース #環境

6月14日、下土棚遊水池公園で「いきものはかせ」になりました

2025.06.19 注目

ふじさわファンクラブの会員向け、自然観察イベント
子どもも大人も、身近な地元の自然に触れてみました

身近な自然、感じてますか?
ふじさわファンクラブでは、季節の「いきもの」たちと出会う自然観察イベント「ふじさわの【いきものはかせ】になろう」を藤沢市内の身近な公園で行っています。
6月14日(土)には、下土棚遊水池公園(藤沢市下土棚)にて開催、ふじさわファンクラブ会員とそのご家族のキッズたち20名が、「いきものはかせ」になるために参加しました。

参加者全員で記念撮影

下土棚遊水池公園は、引地川沿いに2024年1月に作られた新しい公園で、広い芝生広場や土手沿いの草むらなど、緑豊かな場所。引地川の水位が上昇した際は、氾濫を防ぐ遊水池として機能します。
市内各地の公園で行われ、今回で3回目のこの催し、毎回講師の小島仁志先生(日本大学生物資源科学部環境学科助教)の「いきもの」話に、参加した大人も子どもも目を輝かせます。今回はどんな話が披露されるのでしょう。

まずは公園に隣接する下土棚市民の家での座学。遊水池公園の役割について聞いたあと、クイズ。「おんぶバッタとショウリョウバッタはどこで見分ける?」「トノサマバッタ、キリギリス、イナゴの違いは?」スライドによる説明を受け、しっかり観察の予習をします。
実際に公園へ。梅雨入り後のこの日、予報は午後から雨ですが、現時点では曇り空も日差しが遮られ過ごしやすい。子どもたちの背丈ほどに伸びた草むら、一見何もいなさそうですが、大ぶりの虫網を水平に動かすと、中にはいろんな虫が入ります。
「ここにいる虫たちは、ただいるだけではなくて、公園があって草が繁って、いろんな命がひとつにつながって、生きているんだよ」。小島先生の話が耳に入っているのかいないのか、子どもたちは虫を追いかけるのに夢中です。

次に先生は、子どもたちに尋ねます。
「葉っぱは、なぜ緑色をしているのか、分かる?」
すかさず「光合成するため!」(!!!)先生もびっくり。いきものはかせの卵たちは、大人顔負けのもの知りでした。
そのあと先生は、小さな器具を取り出して、「これは、光合成をする葉っぱの葉緑素を測る装置だよ。みんな、葉緑素が多そうな葉っぱを探してきて。競争だよ」
子どもたちは、わっとばかりに、草むらからそれらしい葉っぱを持ってきました。測定の結果が出るたびに歓声が。大きい葉っぱ、緑の濃い葉っぱが葉緑素が多い、というわけではなかったようですね。

この危機で葉緑素を測定します

園内の水場は立ち入り禁止。特別の許可をもらった小島先生が、湿地の溝を網ですくうと、ドジョウ、川エビ、ヤゴが入りました。観察用の水槽には子どもたちが群がります。
観察が終わったら、虫やドジョウたちは、すべてもといたところに戻されて終了。何もいないように見える身近な場所にも、こんなにたくさんの「いきもの」が暮らしていた。それを知って子どもたちがは(大人たちも)、地元の自然の魅力と愛着を感じてくれたことでしょう。

観察用水槽でドジョウや川エビを観察

下土棚遊水地公園(藤沢市下土棚1274-2)
https://fujisawa-park.com/shimotsuthidana/

ふじさわファンクラブは、藤沢市が運営する、藤沢のことが大好きな人たちが参加する会員組織。会員向けイベントへの参加には入会が必要ですが、以下サイトより無料で入会登録ができます。
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/kouhou/shise/citypromofan20151019.html

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