大河ドラマ「べらぼう」で注目集まる浮世絵を間近で
浮世絵体験や、連携講座も開催

大河ドラマの「べらぼう」、大詰めになってきましたね。
太平の時代、江戸中期、横浜流星さん演じる、主人公・蔦屋重三郎を主人公とし、浮世絵、黄表紙本などの庶民文化、出版文化の様子が描かれています。同時に金権政治、物価高騰、米不足、不況と増税など、当時の世相や政治経済状況も。何か最近のどこかの国の有様を見るような…。

ところで「べらぼう」の影響もあって、浮世絵への関心が高まっているようで、藤沢市藤澤浮世絵舘（辻堂）への来場者がこのところ増えているそうです。
藤澤浮世絵舘は、東海道藤沢宿や江の島の浮世絵をはじめとした郷土資料を展示していて、年間を通してさまざまなテーマでの企画展も行っています。現在は、「浮世絵と絵図と地図と描かれた藤沢の江戸から近代まで」展を開催中です。

江戸時代に使われた地図（絵図）は、俯瞰的な視点で描かれたものや浮世絵師が絵画的に描いたものなど、多様なものが作られています。東海道宿や江の島、大山など、名所などがさまざまな形で表現された、江戸時代から明治初頭までの地図の現物をみることができます。

【展示会詳細】
展示期間：11月3日（月/祝）まで
開館時間：10：00〜19：00（入館は18：3 0まで）
休館日：月曜日（月曜日が祝日または振替休日の場合は翌平日）
入館料：無料
詳細は、藤澤浮世絵舘HP参照
https://fujisawa-ukiyoekan.net/f/home/

また、浮世絵のことを詳しく知り、より身近に感じるための関連行事も、藤澤浮世絵舘で以下のとおり開催されています。

・ワークショップ：はじめての篆刻体験
日時：10月18日（土）14：00〜16：30
定員：14人（申込み先着順、申込は最下段の藤澤浮世絵舘まで）
講師：並木望氏（日本画家）
・学芸員によるみどころ解説
日時：11月1日（土）11：00〜11：30、15：00〜15：30
定員：30人（事前申込み不要、当日先着順）
講師：藤澤浮世絵館 学芸員
・浮世絵すり体験
日時：会期中の毎週日曜日 13：00〜17：00
申込：不要

藤澤浮世絵館の展示に開連した、神奈川県立歴史博物館の学芸員による講座を辻堂市民図書館にて開催します。

＜藤沢市藤澤浮世絵館×神奈川県立歴史博物館　連携講座＞
①.講座「地図で楽しむ近現代の藤沢」
日時：10月11日（土）10：30〜12:00
受付終了
②講座「庶民が見た黒船来航」
日時：年11月15日（土）10:30〜12：00
受付開始：10月12日（日）10：00から
③講座「進化する浮世絵一芳幾 清親を中心に」
幕末明治期に活躍した絵師、落合芳幾と小林清親の作品を中心に解説します。
アフタートーク浮世絵鼎談「幕末の浮世絵とかながわ」
日時： 12月13日（土）10：30〜12：00
受付開始：11月12日（水）10:00から
④講座「すごろくで旅気分―江戸庶民の楽しみ方ー」
東海道などの宿場をコマで進む道中双六の0や当時の能について紹介します。
日時：2026年1月12日（月/祝）10：30〜12：00
受付開始：12月11日（木）10:00から

＜各講座共通＞
会場：辻堂市民図書館2階ホール（藤沢市辻堂2-15-8）
詳細は、神奈川県立歴史博物館HP参照
https://ch.kanagawa-museum.jp/news/10742

＜ワークショップ、各講座申込先＞
申込方法：電話、FAX、Eメールに講座タイトル、氏名、電話番号を書いて、藤沢浮世絵舘へ
藤沢市藤澤浮世絵舘
藤沢市辻堂神台2-2-2ココテラス湘南7階
Tel：0466−33−0111
FAX：0466-30-1817
Eメール：ukiyoe@city.fujisawa.lg.jp