どうなる？新年の初詣
市内近隣の神社に聞きました

今年も残すところあとわずか。新型コロナの影響で、外出を控えた静かなお正月になりそうですが、新年の初詣をどうしようか、と考えている人も多いのではないでしょうか。そこでaiccoでは、市内近隣の神社に取材し、年末年始の状況、感染防止のための対応などをお聞きしました。

今回取り上げるのは、次の5社
・江島神社
・寒川神社
・鵠沼伏見稲荷神社
・皇大神宮
・鎌倉宮

いずれの神社も、基本的には感染に注意してお参りができますが、新年のご参拝も例年通り可能。でも三が日や祝祭日の参拝は避け、1月いっぱいの平日での分散参拝を推奨しています。参拝しなくてもお払いやお札の受け取りができる郵送、ウェブサイトでの対応も行っています。参拝の際は、マスクを着用し、飲食は控えて、滞在時間を短くしてほしいとのこと。

日本三大弁財天を奉る江島神社。ご参拝、ご祈祷は行えますが、昇殿祈祷の人数制限を行います。また12月31日に行われる恒例の大祓式は、感染防止対策として神職のみで執り行います。会場内各地に設置された看板のQRコードをスマホで読み取ることで、場内の混雑状況を知ることができるサービスも行うとのこと。
お札、ご祈祷の申し込みは例年同様郵送でも受け付けています。例年より申し込み数は増えているようです。

http://enoshimajinja.or.jp

神奈川県下で鶴岡八幡宮に次いで２番目に多い初詣参拝者が訪れる寒川神社でも本殿に御殿できる人数制限を実施、お参りの際の玉串の授受は行いません。また検温とマスク着用・分散参拝の案内、各所窓口にアクリル板・消毒液を設置、職員によるこまめな消毒作業、控室等は空気清浄機を設置し換気を行います。御朱印は書置きにて対応します。
また、郵送でのご祈祷の受付も行っています

http://samukawajinjya.jp

江の島からもほど近い鵠沼伏見稲荷神社では、例年との変更として、本殿前の鈴緒４本を取り除き、手水を和貴水流水手水にするなど参拝がスムースになるように対応を行います。また樽酒の神酒拝戴を中止にするとのことです。お札、お守りは、郵送での対応も行います。

https://fushimiinari.com

鵠沼に所在する皇大神宮では、全ての昇殿祈祷は完全予約制になり、人数も10人程度に制限します。電話、またはwebサイトからの予約申し込みとなります。また、新年祈祷の郵送対応を今回から実施します。

http://www.koudaijinguu.com

鎌倉市にある鎌倉宮は、新型コロナ対策を3月から継続的に実施しているとのこと。初詣でも、手水舎並びに無料休憩所の閉鎖、祭典は神職のみで行うためにご参列の中止の措置ととるほか、授与書を２箇所に分けて混雑を防ぎます。またご祈祷は、従来の形式を改め、40脚の椅子を設置して間隔を開けて実施するとのことです。
郵送でのご祈祷も受け付けています。

http://www.kamakuraguu.jp/index.html

詳細は、各神社のHPでご確認ください。感染防止の対応策をとっての参拝を心がけるようにしましょう。