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#イベント #スタディ #地元ニュース

春です、「いきもの」観察に公園へ行こう

2024.03.23

境川遊水地公園に「いきものはかせ」になりたい人が集合
日大・小島仁志先生が、「いきもの」の疑問質問を解消

寒さがぶり返しながらも、春めいてきました。
桜の開花も楽しみですね!
天気の良い日は「春」を探しに、公園へ行ってみるのはどうでしょう。

少し前になりますが、3月9日(土)に、境川遊水地公園今田遊水地(藤沢市今田)で、季節の生き物を観察するイベント「ふじさわの『いきものはかせ』になろう」(主催:ふじさわファンクラブ)が行われ、小学生とその保護者を中心に20名が参加、早春の公園でいきもの観察を楽しみました。
イベントの様子は以下参照
https://www.fujisawa-citypromo.com/report.html

イベント当日、園内から見ることができた野鳥の一部です(写真撮影:小島先生)

講師として参加者にいきものについてお話ししたのは、aiccoでもお馴染みの、日本大学生物資源科学部助教・小島仁志先生と研究室の学生さん。地元の身近な場所に、こんなに多様な「いきもの」がいるんだと、子どもも大人も熱心に聞き入ってみました。
神奈川県立境川遊水地公園HP
https://kanagawa-park.or.jp/sakaigawa/index.html

藤沢市内には自然な環境の中で「いきもの」たちに出会える場所がたくさんあります。みなさんも天気の良い日には、お近くの公園に出掛けてみてください。

公園の広場で四つ葉のクローバー探し。なぜ四つ葉は数が少ないのか知ってましたか?

ところで、「ふじさわの『いきものはかせ』になろう」参加者の方からあった、いきものに関する疑問・質問に、小島先生が答えてくださっています。自然観察をする際に役に立つ情報もありますので、参考にしてください。

鳥の鳴き声が聞こえても、姿を見付けることができません。どうやったら、姿を見付けることができますか。姿を見て、鳥の名前を覚えたいです。

<小島先生>野鳥は早朝に活動が活発です。夜行性の鳥もいますが、まずは身近な野鳥を直接見たいのであれば少し早起きをして散歩がてら野鳥観察に行きましょう。また鳥は枝先や梢(木のてっぺん)、電柱、水鳥は水面など好んで休憩する場所があります。注意して見てみて下さい、必ず見つかるはずです。また野鳥の名前を知りたいとしたら、よく知っている人と観察する事が大事です。必要な道具や観察の仕方も教えてもらいましょう。日本野鳥の会さんでは全国で観察会を開催しています(下記HP参照)。初心者大歓迎です。ぜひ参加してみてください。
https://www.wbsj.org/activity/event/beginners-event/

公園に隣接するビオトープで野鳥観察
ここ5年~10年くらいで、見つけることができる生き物の種類が増えたり減ったり、変化はありますか?

<小島先生>海外の最近の研究では、地球温暖化の原因になっている温室効果ガスの排出量を大幅に削減しなければ、地球上に存在する全動植物種の4分の1が2050年までに絶滅することが言われています。日本には9万種の生物がいると言われていますが、そのうち絶滅危惧種は3000種以上いて、その数は徐々に増えています。原因は人間の開発などです。また最近国内で増えた生き物と言えば、外来種です。これは人間が他の国から国内に持ち込んだものが繁殖し増えています。気候の変化や人間の行動により、生き物の種類は減ったり増えたりしています。参考URLも見てみてください。
https://biodiversity.pref.fukuoka.lg.jp/kids/

どうしたらオニヤンマをつかまえられるかを知りたいです。

<小島先生>オニヤンマは国内最大のトンボです。時速100km程度で飛翔し、ホバリングやバック、急発進や急停止もできるすごい飛行能力を持っています。ですから網で捕まえるのは難しいですね。また高速飛行するオニヤンマを網で捕まえたとしても翅を傷つけてしまうかも、網はあまり良い方法ではないでしょう。しかし飛ぶ物にしがみつく習性や縄張りを周回する習性を利用したヤンマ釣りという方法が昔からあります。参考URLを見てみてください。
http://www1.kcn.ne.jp/~matsudai/bunka.html
https://global.honda/jp/philanthropy/hondawoods/forest/activity/015/

園内には地下水が湧き出ていて、小さな小川があります
遊水地は、雨の日は水がたまりますが、生き物の卵や幼虫はどうなりますか?
羽のない生き物は、どこからきますか?

<小島先生>卵や幼虫には影響がありますね。流されてしまうこともあるでしょう。でも野生の生き物たちはとても逞しいので、水が溜まってもすぐには死んだりしません。公園に水が溜まっても長くても1日半以内には元通りの状態になるので、多くの生き物たちがすぐにいつも通りの生態に戻るはずです。水が溜まっている時の野鳥の姿が見られるYoutubeがありました。よかったら見てください。
https://youtu.be/oz8TaOSINjI?si=k7JiAqeFpElFBhs8
羽のない生き物は、基本的には自分の脚で移動して公園の中にやってきます。植物は種子が風に乗って入ってきたり、また魚は川に通じる水門から公園の中に入ってきてきます。

池にいた川エビ(スジエビ)を観察中の小島先生
虫、水の生き物に関心があります。身近な生き物についてしりたいです。

<小島先生>身近な生き物たちは、目を凝らせば季節に関係なく見つかります。市内の公園では身近な生物の昆虫観察などのイベントが行われています。まずは観察できる場所や観察の方法を知りましょう、身近な生き物を知る一歩だと思います。藤沢市内では遠藤笹窪谷戸という公園でたくさんの生き物イベントを行っています。ご紹介しますね。
https://endosasakuboyatokouen.jp/event/

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