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#はぐくむ・つながる・こどもとおとな #子育て

【はぐくむ・つながる・こどもとおとな】第11話 昭和脳変換~『性と生』親も学びが必要な時代①

2021.05.08 ファミリー ママ 子育て 幼児・赤ちゃん 親子 親子で

家庭での性教育って? 

今回のテーマは『性教育』。以前は「恥ずかしいこと」「家族では話せないこと」とタブー視されることが多く、学校現場でも『性教育』に対して敬遠されがちでしたが、その意識はだいぶ変わってきています。メディアに取り上げられることが増え、保護者向けの本も増えてきていますね。

私もこの内容について講演する機会が増えました。『性教育』は『人権教育』につながりますから家庭教育や人間教育という観点から考えても、親が『性教育』に対して学ぶ必要性は大いにあります。「恥ずかしいこと」「家族で話せないこと」という昭和的な意識を取っ払って、正しい知識を身につけて、自分のカラダの健康や安全を守るための力や自分で選択していく能力、相手に対する優しい思いやりをはぐくんでいきたいですね。そして「子育て:個(性)育て:己育て」という考え方をベースに、幼いころから家庭で『性』について話し合い「人間教育を含めた包括的な性教育」の理解を深めていってほしいです。

正しい知識を得るためには

子ども達が正しい情報を得たいと思っても、インターネットからではなかなか得られないのが現状です。それどころか、暴力的で刺激的な画面を目にすることの方が多いかもしれませんね。子ども達に正しい知識を与えたいと思うのならば、家庭内で話し合うのが一番です。日本ではこの意識が遅れていると言われていますが、まずは、子どもが幼いうちに「産まれてきてくれた性ある生命に、ありがとう」と伝えることから始めて、家庭内で「性と生」について話し合える環境を整えてみましょう。

世界には、セクシュアリティ教育のスタンダードがあります

国際セクシュアリティ教育ガイダンスとは、
国連教育科学文化機関・ユネスコ(UNESCO)、国連合同エイズ計画、国連人口基金、国連児童基金・ユニセフ(UNICEF)、国連女性機関(UN Women)、世界保健機関(WHO)が協同し、セクシュアリティ教育に関わる世界の国々の専門家の研究と実践を踏まえて発表されたもので、国際的な性教育の指針とされています。

ガイダンスでは、質の高い包括的なセクシュアリティ教育を提唱し、
健康と福祉を促進するとともに人権とジェンダー平等を尊重し、
子どもや若者が健康かつ安全で生産的な生活を送ることを目的としています。
人権を基盤に、性についてのポジティブなイメージを育てて欲しい、
というのがこのガイダンスの考え方です。
(参考:SEXOLOGY)



今あなたは『性』についてどのように伝えますか

「どうやってうまれてきたの?」これは80%の子どもが5歳までに聞いてくる質問です。世界のセクシュアアリティ教育は5歳から始まると言われています。
日本では、それぞれのご家庭で、命の物語として伝えたり、絵本を活用したり、その子にあった表現や科学的な名称で伝えています。
いのちは男女一組からの奇跡の連続、命のつながりです。
このような「いのちのつながり」や「性」をテーマにした、長く読み継がれている絵本もあります。このような本を通して、小さい時から、自分のカラダの大切さを感じてほしいです。
  
また、水着で隠れる場所や口の「プライベートゾーン・パーツ」の大切さや健康に清潔に保つことの重要性を伝えることも必要です。

『プライベートゾーン』はむやみにお友達に見せたり、さわらせたりしない。勝手にさわることはNGです。
自分が「いやだな」と思ったら、「いやだ!」「やめて!」と言っていいんだよ。と伝えてあげてほしいと思います。

子どもが関心をもって聞いてきたら聞く準備ができている

子どもが関心をもって聞いてきた時は「聞く準備が子ども達にできているとき」。その時がきたら大人は慌てず向き合いましょう。子ども達には「向き合ってもらう権利」があります。

ーーー筆写紹介ーーー 宗藤純子(むねとうじゅんこ)

藤沢市在住30年。都内私立幼稚園教諭・主任9年を経て保育士・認定子育てアドバイザーとして乳幼児期から思春期までのこども・家庭教育・支援に約25年以上従事。親子ふれあい遊びや絵本通じて肌と心へのタッチ、子どもはひとりの人であることを伝え続ける。Child woman family Supporter ・地域での子育ち親育ち支援サークルと母親のエンパワーによる親子活動・3歳児保育活動等長年主宰し、切れめないつながりと支援を継続。2010年「神奈川県かながわ子育て支援大賞・奨励賞」授与。 ・鎌倉市の産科診療所開設当初より、外部講師として「こんにちは赤ちゃん」事業に携わり、産前産後から思春期。女性・更年期講座等約11年。 ・「子育ては個(性)育て。己育て」を軸に行政・PTA家庭教育・子育て支援者向け講演、2009年より教育現場・思春期講座等で、年齢に応じた「いのちのおはなし」や保護者向け勉強会など講演講座も多岐にわたり多数。 ・保育者のための雑誌「POT」あそびパーク012寄稿担当や保育・教育を学ぶ短大大学で客員講師として講演。2019年度より現在、非常勤講師として帝京短期大学『乳児保育』担当。 ・株式会社OfficeLadybird代表取締役 Web サイト: http://junkomuneto.com メール:momopiyo.love@gmail.com ◆子育ての会ベビーぴよぴよ012連絡帳 https://ameblo.jp/piyopiyostaff/

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