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#子育て

親子でファンが多い!エリックカールの世界!絵本【Junko Muneto 私の本棚から】⑩

2021.04.27 ファミリー ママ 幼児・赤ちゃん 親子で 読書

もうすぐゴールデンウィーク!
長いお休みにエリック=カール氏の絵本三昧はいかがですか?
代表作は「はらぺこあおむし」。特にこの季節になると、読み語りに選びたくなる絵本ですね。ちなみにエリック=カール氏は何度も来日されているほどの親日家なんですよ。
薄紙を使ってカール氏特性の色紙を作り、それを切り貼り(コラージュ)する独特の技法は、カラフルで鮮やかな美しい絵を作り出し子ども達の心に迫ります。まさに“色の魔術師”といえますね。90歳を過ぎた今も、フロリダ州のアトリエでアート作品を制作されているエリック=カール氏。そんな彼は「技法より大事なのは気持ちだよ。自分の感覚を大切にね」と話します。
子ども達だけでなく大人にも愛され続ける、エリック=カール氏のおすすめの絵本をご紹介いたします。

◆  ありえない!
作: エリック=カール  訳:アーサー・ビナード  出版社:偕成社

エリック=カールが今年3月に発刊した新刊絵本です。今の状況を予想していたのでしょうか。まさか、エリック=カールがこんな本を作るなんて!と固定概念を打ち破る「ありえない!」絵本です。
「ありえない!」と思ったときでも少し気持ちを落ち着かせてよく考えてみると、「ありえなくはないかも」「もしかしたら、ありえないことがあるからおもしろいのかもね」と思えるはずです。
この絵本のエリック氏の紹介もありえないかも?!

◆ はらぺこあおむし
作: エリック=カール  訳:もり ひさし 出版社:偕成社

言わずと知れたカール氏のベストセラー!
通常サイズからビッグサイズ、そして電車や車などにも持っていけるお子さんの手のひらサイズまで、さまざまなサイズで発売されています。他にも飛び出す絵本や塗り絵ができる絵本もあります。
ちっちゃな卵からうまれた「はらぺこあおむし」は、月曜日から土曜日までいろいろなものを食べ、しまいにはお腹が痛くて泣いてしまいます。
まるで子どもたちの未知なる世界への好奇心と失敗体験。それでも、あおむしは自分に合った葉っぱをみつけて元気に成長していき、さなぎから大人の蝶へと成長していく姿は、子ども達の思春期と重なります。

◆ できるかなあたまからつまさきまで
作: エリック=カール  訳:くどう なおこ 出版社:偕成社

2歳児さんの親子サークルで「動物のまねっこ体操」をするときにはこの絵本が大活躍です。子どもたちは、絵本の動物と同じ格好をすることに一生懸命。『エリック=カールのCD絵本うた』に合わせて動くと、楽しさも倍増です!

♬ぼくは さる
うでを ゆらゆら ゆらせるぜ
あんた できる?

できるよ できる
ゆら ゆら ゆら♪

カラフルで素敵な絵と、くどうなおこさんの翻訳されたこの本は、元気になれる遊びの絵本です。ぜひ、親子で楽んでほしいですね。

ちなみに、『はらぺあこあおむし』の絵本バージョンも歌になっていて最高です。

◆ パパ、お月様とって!(左)
作: エリック=カール  訳:もり ひさし 出版社:偕成社

◆ たんじょうびのふしぎなてがみ (右)
作: エリック=カール  訳:もり ひさし 出版社:偕成社

この2冊はしかけ絵本です。
特に「パパ、お月さまとって!」のページが上下・左右に開くダイナミックなしかけは、読み手もわくわくします。
月の満ち欠けとお父さんが娘のために奮闘する姿は愛情を感じます。
この作品が生まれたいきさつを、カール氏はこう語っています。
──「娘のサースティンが3歳か4歳のとき、窓から夜空の月を見てこう言いました。『パパ、あのお月さまとって!』
絵本そのままですね。

「たんじょうびのふしぎなてがみ」は、主人公チムが誕生日の前日にみつけた★や▲や■が書かれた、ふしぎな手紙の暗号を解くおはなしです。
わくわくドキドキ!こんなお誕生日をお子さんと迎えてみるのもいいですね。

◆ 月ようびはなにたべる?(左)
作: エリック=カール  訳:もり ひさし 出版社:偕成社

◆ かずのほん,2,3どうぶつえんへ (右)
作: エリック=カール  訳:もり ひさし 出版社:偕成社

「月ようびはなにたべる?」は、毎日の食べものを曜日にのせて歌ったアメリカのわらべうたです。
”Today is Monday”を、カール氏がアレンジし、鮮やかな色彩で描かれた動物たちがいろいろな食べ物と一緒に登場します。
♪ きょうは 月ようび!
月ようびに なに たべる?
月ようびは さやいんげん
おなかの すいたこ みんな おいで ♪

巻末には楽譜もついていますし、
『エリック=カールCD絵本うた』にも収録されています!
*******

かずのえほん1,2,3どうぶつえんへ」
エリック・カール氏の絵本デビュー作で、数字と動物たちの絵だけで構成されています。

『1,2,3どうぶつえんへ』の第1稿を見た担当編集者は「たいへんな才能を持つ作家が子どもの本の世界に突然登場したということが、私にはすぐわかった」と言ったそうです。
「子どもは、楽しみながら学習する」というカール氏の信念のもとに編まれた内容豊かな“数の絵本”。親子で動物の数をかぞえながら楽しく数字と仲良くなれそうですね。

◆ ゆっくりがいっぱい!
作: エリック=カール  訳:くどう なおこ 出版社:偕成社

最後は、忙しいあなたにこの絵本を紹介します。

なにもかもいやになったエリック=カール氏が、「DO NOT DISTURB (邪魔しないでください)」の札をかけてスタジオにとじこもった時に、ゆるやかにのんびり動くナマケモノの姿が頭に浮かんだことがきっかけでこの絵本は作られました。

「あ~っ。あるあるある」ですよね。

絵本の裏表紙にカール氏は以下の言葉を載せてます。
『なんで いつも いそいでいるんだろう?
はやく はやく はやく!って
ばたばた あわてて しごと
ちょこちょこ ゲームにむちゅう そして
いそげや いそげ! パチンときりかえ!
テレビをみたり ファストフードたべたり
みんな ぼくらに いうんだ
きびきび やれ! いそげ!
じかんが なくなるぞ!ふみつけていけ!
こんなんじゃ
ともだちといっしょに ゆうひをみたり
よぞらのほしを みあげたり
なんて するひまがないよ
ああ──ほんのすこしでもいいから
ものしずかな ナマケモノから
なにかを かんじとってくれたらなあ
ゆっくり のんびり おっとりと えだを つたって
ほんのすこし たべ たくさん ねむり
ものしずかに へいわにいきる
ナマケモノのすがたから』

ちょっとひとやすみできると良いですね。

 

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