善行大越スポーツクラブ主催、地元現役陸上チームが指導
楽しく走り方を学べる小学生向けかけっこ教室

新学期が始まりました。お子さんは何かスポーツを始めましたか？

4月13日（木）、善行小学校のグラウンドに、低学年から高学年まで、ご両親に連れられて27人の児童が集まりました。
「走るのが早くなりたい」
「体を動かすのが好きだから」
「走るの、得意じゃないから…」
同校の児童もいれば、近隣の小学校に通う子も。「プレス工業陸上選手と一緒に走ろう」の告知を見て、この日開催された陸上教室の体験会に参加した子どもたちです。昨年からプレス工業陸上競技部の現役選手によって行われているこの教室、過去実施の際参加の子も大勢います。

選手たちとお揃いのTシャツに着替え、高学年と低学年に分かれて準備体操。続いて動き作り。普段やったことのないステップや動作、選手のお手本をまねて回数を重ねるうち、動きも様になってきます。
体がほぐれたら50mのダッシュ。最後は全員でリレー。選手も一緒になってグラウンド1週を全力で走ります。みんなも選手も本気モード。勝っても負けても、やった！感いっぱいです。
あっという間の1時間。

この陸上教室、善行大越スポーツクラブの主催で、藤沢市地元の実業団陸上チームのプレス工業陸上競技部の現役選手・コーチが指導にあたるもの。本格的な開催が今年で2年目ということで、選手たちの子どもたちへの指導も手慣れたもの。昨年からケニア出身ローレンス・グレ選手、唯一の女子砂田芽緯選手がチーム入りして、雰囲気が変わったことが反映された、リラックスムードの教室になってきているそうです。

地域貢献を目指すプレス工業の、活動の一環として行われている陸上チームによる陸上教室、地元でも定着してリピーターも多く参加しているようです。最近では、小・中学校で授業の枠としてチームが指導を行うこともあるとか。
「新年度から選手が入れ替わり、新しい陣容でスタートしていますが、人間的にもいい選手が集まってきました。さらに地元の皆さんから愛されるチームになっていきたいですね」と言う監督の下里和義さんも、子どもたちと汗を流しました。
会場で伺うとプレス工業陸上部の活動を知っているご両親が多く、チームへの応援も増えているようですが、ここ3年、元旦のニューイヤー駅伝への出場が叶っていません。

今日も子どもたちと楽しく走ったと言うキャプテンの滋野聖也選手は、
「先輩選手が引退して、私を含めてニューイヤー出場経験のない選手が大勢になってしまいましたが、逆に若い力が入ってきて活力も上がってきているので、選手一人一人が100％の力を発揮できるようにチームを引っ張って行きていですね」。
まずはチーム一丸で、ニューイヤー駅伝の予選である11月の東日本実業団駅伝を目指します。

なお、5月までの陸上教室第1期は、すでに定員となっていますが、現在6月、7月第2期の参加者を募集しています。

陸上教室＜プレス工業陸上部現役選手と一緒に走ろう！＞
・日程：6月8日、15日、29日
7月13日、20日、27日（全6回、全て木曜日）
16：30〜17：30（60分）
※雨天時は中止または体育館レッスンに変更
・対象：キッズクラス（小学1年生〜3年生）25名
ジュニアクラス（小学4年生〜6年生）10名
・実施場所：善行小学校校庭（雨天時は体育館）
※2回ほど県立スポーツセンター陸上競技場で実施予定
・費用（税込）：7290円（受講料1320円×6回、スポーツ保険800円（初参加者のみ））
・申込方法：善行大越スポーツクラブHPの「お問い合わせフォーム」に、件名「短期2期走り方6回教室」とし、お子様の氏名（ふりがな）、性別、生年月日、学年、学校名を入力して申し込み。先着順締め切り。

善行大越スポーツクラブHP
https://www.zosc-sports.club
問合せ先TEL：0466-77-5345

プレス工業陸高競技部
https://www.presskogyo.co.jp/club/introduction.html